2013年08月10日

【世界陸上2013】アフリカから、100mに番狂わせの刺客の予感!

世界陸上2013モスクワで、
男子100mにまた新たな風が吹くかもしれません。

その立役者になる男、
それが、ガブリエル ムブムブレ選手。

彼の出身はアフリカのジンバブエ。

今まで陸上競技の国際舞台、
短距離という種目において、
この国から注目される選手の名前を、
聞いたことがありません。

しかし今回は、状況が違います。

なんと、ムブムブレ選手は、
今季の世界ランキングにおいて、
世界の名だたるスプリンターと渡り合う、
堂々の12位、9秒98という成績を残し、
9秒台スプリンターの1人として、
モスクワの地に乗り込んでくるのです。

彼は2008年に祖国ジンバブエを離れ、
単身アメリカに留学を決意。

大学の4年間で着実に力を伸ばし、
今年6月に9秒台スプリンターの仲間入りをした、
超新星の選手なのです。

彼がこの世界大会の場を、
大きな飛躍のチャンスとして生かすことが出来たら、
男子100mに革命の時が来るかもしれません。

ノーマークの大器に期待しましょう!
posted by sekaisaisoku at 22:50| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【世界陸上2013】男子100m、興味深い組み合わせの予選発表!

いよいよ、世界陸上2013モスクワ大会、
男子100mが始まります。

レースに先立ち、レーン順が発表されています。

予選は各組で先着した3名は自動的に次のステージへ。
そして、3着以下の選手を全員タイム順に並べて、
3名までは追加で次のステージに進めます。

まずは各組、3位までに入れば、
確実に次のステージなので、そこに入るように有力選手は、
走ってくる事になるでしょう。

逆に言うと、そこに入ることがレース前半辺りで確実になれば、
後半はゆっくりリラックスして、余力を残しながらの走りも、
見られるかと思います。

では、早速、レーン順をご紹介。


■第1組
1 Kemar Bailey-Cole (JAM)
2 Innocent Bolongo (BUR)
3 Calvin Kang Liloong(SIN)
4 Gabrie Mvumbure (ZIM)
5 Suwaibou Sanneh (GAM)
6 Martin Keller (GER)
7 Adam Harris (GUY)
8 Christopher Lemaitre (FRA)

第1組目から、
ジャマイカとフランスの注目選手が早速登場!

1レーンのケマー・ベイリー・コール選手(ジャマイカ)と、
8レーンのクリストファー・ルメートル選手(フランス)。


そして、もう1人、ジンバブエから現れた、
超新星、ガブリエル ムブムブレ選手が、
4レーン、ど真ん中からレースを盛り上げます。


9秒台のベストタイムを持つこの3人が、
全体を引っ張る形でレースが展開するでしょう。


■第2組
1 Alex Quinonez (ECU)
2 Nesta Carter (JAM)
3 Churanday Martina (NED)
4 Yoshihide Kiryu (JPN)
5 Andrew Hinds (BAR)
6 Adam Zavancky (SVK)
7 Ifrish Alberg (SUR)
8 Gavin Smellie (CAN)

第2組目には日本期待の桐生選手が登場。
同時に今回、ウサイン・ボルト選手に続いて、
出場選手中2番目のタイムを持つ、ネスタ・カーター選手(ジャマイカ)が2レーンに。

カーター選手を右側に見ながら、
桐生選手がどのような走りを見せるのか。

ベストタイムを見る限りでは、
順当に次のステージには行ける組み合わせです。


■第3組
1 Sam Effah (CAN)
2 Dwain Chambers (GBR)
3 Keston Blendman (TRI)
4 Akani Simbine (RSA)
5 Shavez Hart (BAH)
6 Antoine Adams (SKN)
7 Idrissa Adam (CMR)
8 Justin Gatlin (USA)

アメリカチームから最初に登場するのは、
8レーンのジャスティン・ガトリン選手(アメリカ)。

アメリカのエース、タイソン・ゲイ選手が出場を辞退したことにより、
今大会では、彼がアメリカのエース。

元金メダリストが再び世界一になるべく、
予選でどのような走りを見せてくれるのか。

また、6レーンのアダムス選手は、
桐生選手と同じ10秒01を今季マーク、
2レーン、イギリスのベテラン、
ドウェイン・チェンバース選手は今季10秒04、
3レーンのブレンドマン選手は10秒09を出しているので、この辺りの選手が、
上位3選手のポジションになだれこんでくるでしょう。


■第4組
1 James Dasaolu (GBR)
2 Peimeng Zhang (CHN)
3 Julian Reus (GBR)
4 Richard Thompson (TRI)
5 Denis Dimitrov (BUL)
6 Barakat Mubarak Al-Harthi (OMA)
7 Shernyl Burns (MNT)
8 Hason Rogers (SKN)

この組には、イギリスの新たなレジェンドになれるのか、
期待のジェームス・ダサオル選手が登場です。

今季、9秒台を連発しているだけに、
このレースでは余裕のレース運びを見せてくれるでしょう。


今年はまだ調子が出ていないように見えるが、
4レーンのトンプソン選手は、
北京オリンピックの銀メダリストで、
自己ベストは9秒85を持つ選手。
眠れる獅子が目を覚ましたら、
予選からダサオル選手も余裕を見せている場合ではないかも。


2レーンのジャン選手も、
10秒04というタイムを出しているので、
上位に食い込んでくるでしょう。


■第5組
1 Reza Ghasemi (IRI)
2 Aaron Brown (CAN)
3 Charles Silmon (USA)
4 Samuel Francis (QAT)

5 Angel David Rodriguez (ESP)
6 Jimmy Vicaut (FRA)
7 Holder Da Silva (GBS)
8 Aleksandr Brednev (RUS)

予選注目と言える、この第5組。

アメリカの超新星、チャールズ・シルモン選手が第3レーン。
そして、フランスの超新星、ジミー・ヴィコ選手が第6レーン。

なんと、予選から、超新星同士が激突します。

しかもあまり知られていませんが、
第4レーンを走るのは、アジア記録保持者、9秒99を持つ、
サミュエル・フランシス選手(クエート)。

アジアエリアにて、唯一9秒台で走る選手なんです。

この3人の激突は予選から見物です。


■第6組
1 Hassan Taftian (IRI)
2 Bingtian Su (CHN)
3 Nickel Ashmeade (JAM)
4 Harry Aikines-Aryeetey (GBR)
5 Mike Rodgers (USA)
6 Daniel Bailey (ANT)
7 Ratu Banuve Tabakaucoro (FIJ)
8 Ogho-Oghene Egwero (NGR)

第6組には予選から、
ジャマイカ vs アメリカの戦いが。

ジャマイカの3番手、ニッケル・アシュミード選手が3レーン、
そして、5レーンには、アメリカのマイク・ロジャーズ選手。

2人ともに次のステージに進むことは間違いないですが、
どちらが先着するのかは、見物です。


■第7組
1 Rondel Sorrillo (TRI)
2 Usain Bolt (JAM)
3 Kemar Hyman (CAY)
4 Ramon Gittens (BAR)
5 Hua Wilfried Koffi (CIV)
6 Sapwaturrahman Sapwaturrahman (INA)
7 Ryota Yamagata (JPN)
8 Anaso Jobodwana (RSA)

予選最終組の第7組、オオトリで登場は、
レジェンド、世界最速の男、ウサイン・ボルト選手。

そして、この組に、
決勝進出を目指す、日本代表、山縣亮太選手が登場します。

山縣選手にとったら、
予選から世界王者と走れる絶好の機会。

決勝進出に向けて、
彼との走りで調子を掴めるのか。

しっかりとボルト選手に着いていく走りで、
次のステージを決めたいところ。


しかし、3レーンを走るハイマン選手と、
4レーンのギテンズ選手は、
桐生選手より0秒01遅い10秒02をそれぞれ今季マークしています。



この3名が順当にトップ3となるか?


どの組にも注目の選手が登場する男子100mの予選。

ジャマイカ、アメリカ、イギリス、フランスの選手たちが、
全体をリードしながら、日本選手もしっかりと、
次のステップに進みたいところ。

トリンダードトバコ、カナダ勢も、
虎視眈々と上位を狙って競り合ってくるあたり、
注目したいところです。

予選から波乱は起こるのか???
posted by sekaisaisoku at 20:21| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【世界陸上2013】ウサイン・ボルト選手、世界記録の可能性は?

今晩開催の世界陸上2013モスクワ大会。

初日からスタートする男子100mには、
花形競技としての、注目が集まっています。

その中でも当然のことながら、世界的には、
ウサイン・ボルト(Usain Bolt)選手(ジャマイカ)の、
「金メダル」争いという期待も少なからずあるとは思いますが、
今回の世界陸上においては、これまでボルト選手に競り勝った経験を持つ選手を含めて、
ライバルと目されていた選手の不出場を受けて、
彼の記録に対する期待の方が大きいように思えます。

そのボルト選手の記録。

目指すは自己ベスト記録でもあり、
世界記録、いや、人類最速記録である「9秒58」。



この記録をどこまで伸ばせるか、
これが今回彼に対する記録の期待になるでしょう。

今年は、9秒85がシーズンベストタイム
※世界で今季2番目の記録。1番はタイソン・ゲイ選手(アメリカ)。

昨年は、ロンドンオリンピックにおいて、9秒63の記録で金メダルを獲得しています。




これを踏まえて、彼が今回記録を出すためには、

1.フライングをせずにスタートを切る事
2.スタートが自身がしっくり来るスタートであること
3.先行する選手がおらず、リラックスして走れること
4.勝負だけにこだわらず、記録意識を自然と持っていること
5.風が味方になってくれること
6.レーストラック(競技上の環境)が記録が出しやすいものであること

が鍵になってくるでしょう。

フライングに関しては、
前回大会、世界陸上2011での決勝の記憶が蘇ります。

彼自身、頭を抱えて、
退場をするシーンは世界のため息を誘いました。

これは少なからず、以前から変更した、
フライングに対する新ルールの影響もあるでしょう。
※そのレースにおいて、どの選手がフライングをしたとしても、
一発で失格になってしまうというもの。
以前は、レース内で2回目以降が失格の対象でした。

これは彼の頭にもあるはずですが、
ロンドンオリンピックでは問題なく、スタートを切れています。

ただし、記録意識を持ちすぎると、
変な力みを生むばかりか、スタートを焦ってしまい、
フライングへ繋がるような小さな動き出しも生む可能性を秘めています。

スタートもドンピシャでなくても、
自分がしっくり来るスタートを切れることが大事でしょう。

焦っても良くないし、
かと言って、安全過ぎてもスタートから、
他の選手に先行されてしまい、焦りが出て、
中盤からの伸びが衰えてしまう可能性を秘めています。

また、勝負だけにこだわり過ぎると、
周りを意識しすぎて、伸びがなくなったり、
または、最後に勝ちを確信して、走りきる意識に繋がらない、
そんなこともあるかもしれません。

加えて、今回走るモスクワの競技場がある程度、
記録が出すやすい環境にあること。


これらの条件が全て揃ったとき、
彼がまた1つ、人類の可能性を、
引き上げてくれることでしょう。

まずは本日の予選。

どんな走りを見せてくれるのか、
彼の調子と競技場への相性を見る意味でもそこに注目しましょう。
posted by sekaisaisoku at 13:11| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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