2013年08月10日

【世界陸上2013】日本代表、桐生選手は今季世界ランキング1位に君臨!

世界陸上2013モスクワ大会目前、
各国の注目の選手たちは現地に入り、
調整を行っています。

そんななか、日本から男子100mに挑むのは、
桐生祥秀(Yoshihide Kiryu)選手、そして、山縣亮太(Ryota Yamagata)選手の2人。

それぞれ、日本歴代2位の10秒01という記録を持つ桐生選手、
そして、同5位の10秒07。

特に桐生選手に関しては、
今年10秒01をマークしたことによって、
「日本人初の9秒台」という期待が彼の肩には掛かっています。



そして彼への注目は日本国内だけに留まらず、
世界にも広がっています。

しかし、その観点は少し違うもののように見えます。

もちろん、日本国内で騒がれているように、
日本記録である「10秒00」を破ることであり、
それを達成することによって、日本人初9秒台に到達することも、
快挙と言えるものでしょう。

しかし、彼がこれだけ世界で注目を浴びた理由、
その記録的な挑戦においてだけではないのです。

それは、彼が今季男子100mにおいて、
「世界ランキング1位」に君臨しているという事実挙げられます。

「えっ」と思うかもしれませんが、
彼があるカテゴリーにおいて、正真正銘「今季世界一」なのです。

そのカテゴリーとは、ジュニア、そして、ユースという、
「年齢によるカテゴリー別」内でのこと。

最も一般的な世界ランキングは、
シニアカテゴリーと呼ばれる全年齢が共通のもので、
現時点においては、アメリカのタイソン・ゲイ選手が1位となっています。

過去記事:男子100m、世界陸上2013開幕前の世界のトップ10選手は彼らだ!

同時にあまり表向きには知られていませんが、
20歳未満であるジュニア、18歳未満であるユースカテゴリーにおいて、
今年2013年の世界トップに君臨するのが、桐生選手なのです。

しかも彼は、ジュニアカテゴリーにおいて、
世界記録である10秒01に並び、
世界記録保持者として、名前を刻むまでになっているのです。
※現在の男子100mジュニア世界記録保持者は、
2003年にトリンダードトバコのダレル・ブラウン選手です。

では、彼は世界記録保持者なのかと言うと、
実はそれがそうではないのです。

不運にも計測機器の不備を理由に、
世界的には公認記録としては、認められずに終わりました。

参考記事:産経ニュース/日本陸連が不備認める 桐生の記録非公認を受け

ただ、最終的に記録としては非公認には終わりましたが、
彼のパフォーマンスは世界ジュニア、そして、ユースカテゴリーにおいて、
世界一として今、世界からの注目を浴びているのです。

また、17歳という年齢と、
シニアレベルにおいて、世界一や、
世界記録に絡むことがないアジアエリアからの新星の登場に、
世界は「期待」と同時に、まだまだこれからの伸びには、
「未知数」というどっちつかずの見解があるのも、事実。

つまり、

「ジュニア選手がそのまま、シニアレベルでも、活躍出来るかは確証がない」

という声が強いのです。

彼は今回の世界陸上モスクワ大会にて、
日本代表として、初の決勝進出、
そして、夢の日本人初9秒台(=同時に日本記録達成)、
加えて、世界的にはジュニア、ユースカテゴリーの選手が、
どれだけシニアカテゴリーの選手と渡り合えるのか、
そんな期待を背負い、果たして、どれだけのパフォーマンスを発揮出来るのか。

ただ、間違いないのは、
世界陸上の場で9秒台を出す事が出来れば、
それは、上記した期待は一瞬にして満たしてしまう、
そんな可能性も十分です。

とにかく、シンプルに、
彼には「9秒台」を期待しましょう。

日本の桐生選手を越えて、
世界のKiryuになれるのか。


posted by sekaisaisoku at 11:19| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月08日

【世界陸上2013】フランスに新たな弾丸スプリンターが登場!

今回の世界陸上2013モスクワ。

世界から強豪たちが続々と集まって来ています。

ジャマイカからは世界王者のボルト選手、今季世界ランキング3位のカーター選手。

アメリカからは王者奪還を目論むガトリン選手。

イギリスからはイギリス陸上界の新たなスター、ダサオル選手。

そして、ここに、また1人、フランスを背負って立つ、
新たなスター選手が誕生しようとしています。

彼が代表するのは「フランス」。

フランスと言えば、
フランス記録保持者で、前回の世界陸上2011大会にて、
100mは惜しくも4位に終わるも、200mにて銅メダルを獲得した、
クリストファー・ルメートル(Christophe Lemaitre)選手がいます。



彼はもちろん今回の世界陸上2013フランス代表の座を順当に掴んでいるわけですが、
そんな彼の存在が少しかすんでしまうくらいに、ノリに乗っている選手がいるのです。


その彼の名は、ジミー・ヴィコ(Jimmy Vicaut)選手。



ルメートル選手もジュニア時代から注目を浴び、
現在は23歳と男子陸上選手としてはまだ若い方なのですが、
ヴィコ選手はルメートル選手よりもより若い、21歳。

そして、国際デビューは既に飾っています。

前述のルメートル選手が4位となった世界陸上2011大会にて、
ヴィコ選手はルメートル選手の2つ後ろ、決勝6位という成績でフィニッシュしています。

ところが、その彼が今年は記録を更新し続けています。

世界陸上2011では、決勝にて10秒27というタイムをマークしましたが、
今年は自己ベストを一気に更新して、9秒台に突入。

しかも、彼は既に3回も9秒台を今年マークしているのです。

現在の自己ベストは、
今年のフランス選手権準決勝にて出した、9秒95。

ルメートル選手が持つ、フランス国内最高記録である9秒92に、
後0秒03と迫る記録です。

ヴィコ選手は今年のこの勢いを上手く、
世界陸上2013の決勝にぶつけてこられるのか?

そこで、チームメイトのルメートル選手より先着し、
フランスの第1人者となるばかりか、
9秒92のフランス最高記録更新、そして、
世界のメダリスト入りとなるのか???

それとも彼に触発されて、ルメートル選手が調子を取り戻して、
フランスナンバー1としてのプライドともに、
表彰台に上ってくるのか?

ヴィコ選手の活躍は、
今回の100mにまた1つの波乱を巻き起こしそうです。

期待は高まるばかりです。
posted by sekaisaisoku at 21:23| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

男子100m、世界陸上2013開幕前の世界のトップ10選手は彼らだ!

世界陸上2013モスクワ大会目前、現時点での世界ランキングトップ10に入っている、
選手をご紹介します。

■2013年 男子100m 世界ランキング(世界陸上直前編)

1位:タイソン・ゲイ(Tyson Gay)選手(アメリカ)9秒75
2位:ウサイン・ボルト(Usain Bolt)選手(ジャマイカ)9秒85
3位:ネスタ・カーター(Nesta Carter)選手(ジャマイカ)9秒87
4位:アサファ・パウエル(Asafa Powell)選手(ジャマイカ)9秒88
5位:ジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin)選手(アメリカ)9秒89
6位:ジェームス・ダサオル(James Dasaolu)選手(イギリス)9秒91
7位:ジミー・ヴィコ(Jimmy Vicaut)選手(フランス)9秒95
8位:マイク・ロジャーズ(Mike Rodgers)選手(アメリカ)9秒96
8位:ケマー・ベイリー・コール(Kemar Baily-Cole)選手(ジャマイカ)9秒96
8位:デンタリウス・ロック(Dentarious Locke)選手(アメリカ)9秒96

見ての通り、世界の上位は、アメリカ vs ジャマイカの一騎打ちの様相。

それに対して、期待の新星、イギリスのダサオル選手や、
フランスのヴィコ選手が一矢報いる形で入っています。

現時点では、世界で15名の選手が、
9秒台に突入するタイムをたたき出しています。

ところが、上記したトップ10のうち、
今回の世界陸上2013モスクワ大会、
男子100mにエントリーしているのは、7名。

今季世界ランキング1位のタイソン・ゲイ選手、
そして、同4位のアサファ・パウエル選手は、
どちらも先日発覚した「ドーピング疑惑」騒動により、
大会出場を辞退しています。

過去記事:【世界陸上2013】大波乱、男子100m、世界王者を脅かす存在が次々と「欠場」決定

そうなると、断然、ボルト選手が圧倒的な有利。

世界記録保持者でありながら、
今季も世界陸上出場者中、一番のタイムで乗り込む。

これ以上ない、万全の状況で決戦に挑む形になります。

ただし、同じジャマイカのカーター選手、
そして、今後こそ、もう一度頂点に返り咲きを狙う、
アメリカのガトリン選手の出来次第では、まだまだ勝負はわかりません。

フライングが1発退場になっていこう、
大きな大会において、記録もさることながら、
勝つ事すら、簡単ではなくなってきています。
posted by sekaisaisoku at 15:11| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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