2013年08月11日

【世界陸上2013】予選が終了!実力者が順当に勝ち上がり。

世界陸上2013モスクワ、男子100m、
予選が終了しました。

結果を下記の通り。


■第1組



1 Kemar Bailey-Cole (JAM)   10秒02
2 Christopher Lemaitre (FRA) 10秒12
3 Gabrie Mvumbure (ZIM)      10秒28

第1組は予想通り、
ジャマイカとフランス、ジンバブエ、
それぞれの国を代表する注目選手が勝ち残っています。

1レーンのケマー・ベイリー・コール選手(ジャマイカ)はスタートから、
周りを置き去りにする形で飛び出してそのまま、1位でフィニッシュ。
スタートはあまり早い反応ではなかった8レーンのクリストファー・ルメートル選手(フランス)が、
後半追いかけてくる形で2位に飛び込みました。

3位フィニッシュしたガブリエル ムブムブレ選手は、
今季9秒で走った勢いはまだ潜めた形で3位を確保。


■第2組



1 Nesta Carter (JAM)            10秒11
2 Churanday Martina (NED) 10秒17
3 Gavin Smellie (CAN)          10秒30
-------------------------------------------------
4 Yoshihide Kiryu (JPN) :予選敗退  10秒31


第2組目には日本期待の桐生選手が登場、
スタートから中盤までは善戦するも、後半失速。

準決勝進出確定となる3位の選手とは、
わずか0秒01差で4位。
タイムでも上位3位には入れずに予選敗退が決定。

レース自体はジャマイカ期待のネスタ・カーター選手が、
終始安定した走りで1位でフィニッシュラインを通過。
マルティナ選手、スメリー選手と実力者が順当に準決勝へ進出。


■第3組



1 Justin Gatlin (USA)   9秒99
2 Keston Blendman (TRI) 10秒02
3 Dwain Chambers (GBR) 10秒14
4 Antoine Adams (SKN) 10秒18

今回、順調ぶりを見せているガトリン選手(アメリカ)が、
予選から9秒台となる、9秒99で3組1位(全体でも2位)通過。

スタートは着実に飛び出した感じを受けたものの、
しっかりと中盤加速して頭1つ飛び出し、そのまま、
最後は余裕を見せて、フィニッシュラインを通過。

トリンダードトバゴのブレンドマン選手、
イギリスのドウェイン・チェンバース選手が組3位までに入り、
4位のアダムス選手もタイムで上位3位に入った事によって、4名が準決勝へ。


■第4組



1 Peimeng Zhang (CHN) 10秒04
2 Richard Thompson (TRI) 10秒14
3 Hason Rogers (SKN) 10秒19
4 James Dasaolu (GBR)10秒20

第4組、ダサオル選手優位のレース展開を予想していましたが、
なんと、最初から抜け出し切れずに最後は中国のジャン選手に抑えられる形で、
フィニッシュラインを4位で通過。

予選敗退の可能性もありましたが、
タイムでギリギリ予選通過は決定。

逆に1位で通過した中国のジャン選手は、
中国記録である10秒04を予選から出す好調ぶりを見せて、
アジア人初の決勝進出に期待を覗かせる結果に。


■第5組



1 Jimmy Vicaut (FRA) 10秒06
2 Aaron Brown (CAN) 10秒15
3 Samuel Francis (QAT) 10秒21

フランス期待のヴィコ選手が登場した第5組は、
そのまま期待通りの展開、安定した走りを見せて1位通過。

アジア記録保持者フランシス選手も順当に準決勝へ。

ただ、アメリカの新星として期待していたシルモン選手が、
今季の好調ぶりを発揮できないままに敗退決定となってしまいました。


■第6組



1 Mike Rodgers (USA)                  9秒98
2 Nickel Ashmeade (JAM)             10秒12
3 Harry Aikines-Aryeetey (GBR)  10秒16
4 Bingtian Su (CHN)                    10秒16

第6組は、アメリカ代表のロジャーズ選手が、
ジャマイカ代表のアシュミード選手を抑えて、1位通過。

それぞれが順当に準決勝に進む形に。

また、中国のス選手が準決勝に進み、
中国は出場した2名が共に準決勝に送り込む形に。


■第7組



1 Usain Bolt (JAM)      10秒07
2 Anaso Jobodwana (RSA) 10秒17
3 Ramon Gittens (BAR)        10秒19

-------------------------------------------------
7 Ryota Yamagata (JPN):予選敗退


王者、ウサイン・ボルト選手の登場!

彼がスタジアムに入って来た瞬間に、
場内からの歓声が起こり、場の雰囲気が変わったようにも見えました。

もちろんレースはスタートから力をあえて出していないように見える、
リラックスした走りで余裕の1位通過。

日本代表、山縣亮太選手は、スタートで良い飛び出しを見せるものの、
後半、後一歩のところで4位フィニッシュとなり、後0秒01届かず、
準決勝を逃してしまう結果に。


日本代表の2名は、どちらも後0秒01の壁に準決勝を阻まれる形となりました。


よって、予選の結果をタイム順に並べると、
下記のようになります(左側の数字は各組での順位)

1 Mike Rodgers (USA)                  9秒98
1 Justin Gatlin (USA)                9秒99
1 Kemar Bailey-Cole (JAM)       10秒02
2 Keston Blendman (TRI)           10秒02
1 Peimeng Zhang (CHN)             10秒04
1 Jimmy Vicaut (FRA)                 10秒06
1 Usain Bolt (JAM)              10秒07
1 Nesta Carter (JAM)                  10秒11
2 Christopher Lemaitre (FRA)    10秒12
2 Nickel Ashmeade (JAM)             10秒12
3 Dwain Chambers (GBR)           10秒14
2 Richard Thompson (TRI)         10秒14
2 Aaron Brown (CAN)                 10秒15
3 Harry Aikines-Aryeetey (GBR)  10秒16
4 Bingtian Su (CHN)                    10秒16
2 Churanday Martina (NED)       10秒17
2 Anaso Jobodwana (RSA)         10秒17
4 Antoine Adams (SKN)             10秒18
3 Hason Rogers (SKN)               10秒19
3 Ramon Gittens (BAR)               10秒19
4 James Dasaolu (GBR)             10秒20
3 Samuel Francis (QAT)            10秒21
3 Gabrie Mvumbure (ZIM)        10秒28
3 Gavin Smellie (CAN)               10秒30


予選はあくまで準決勝への通過点。

上位順位着順での勝ち上がりの部分もあるので、
タイムだけでは計れませんが、
ガトリン選手(アメリカ)、ジャン選手(中国)、ヴィコ選手(フランス)は、
それぞれ良いコンディションで予選を向かえていることと感じます。

ボルト選手はまだまだ本領発揮とまでは行っていないので、
準決勝の走りで決勝での走りがある程度予想されると思います。


本日は準決勝、決勝が同日の開催となるので、
決勝での記録、順位を狙う選手にとっては準決勝で全力を使う訳には行かないものの、
接戦も予想される準決勝。

各組で2着以内に入ることで決勝確定となるレースなだけに、
順位を狙いにくると、自ずとタイムも上がってくるでしょう。

果たして、誰が決勝に残ってくるのか。

そして、どれだけの選手が9秒台を準決勝で出してくるのか。

そこにも注目しましょう。
posted by sekaisaisoku at 04:04| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月10日

【世界陸上2013】アフリカから、100mに番狂わせの刺客の予感!

世界陸上2013モスクワで、
男子100mにまた新たな風が吹くかもしれません。

その立役者になる男、
それが、ガブリエル ムブムブレ選手。

彼の出身はアフリカのジンバブエ。

今まで陸上競技の国際舞台、
短距離という種目において、
この国から注目される選手の名前を、
聞いたことがありません。

しかし今回は、状況が違います。

なんと、ムブムブレ選手は、
今季の世界ランキングにおいて、
世界の名だたるスプリンターと渡り合う、
堂々の12位、9秒98という成績を残し、
9秒台スプリンターの1人として、
モスクワの地に乗り込んでくるのです。

彼は2008年に祖国ジンバブエを離れ、
単身アメリカに留学を決意。

大学の4年間で着実に力を伸ばし、
今年6月に9秒台スプリンターの仲間入りをした、
超新星の選手なのです。

彼がこの世界大会の場を、
大きな飛躍のチャンスとして生かすことが出来たら、
男子100mに革命の時が来るかもしれません。

ノーマークの大器に期待しましょう!
posted by sekaisaisoku at 22:50| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【世界陸上2013】男子100m、興味深い組み合わせの予選発表!

いよいよ、世界陸上2013モスクワ大会、
男子100mが始まります。

レースに先立ち、レーン順が発表されています。

予選は各組で先着した3名は自動的に次のステージへ。
そして、3着以下の選手を全員タイム順に並べて、
3名までは追加で次のステージに進めます。

まずは各組、3位までに入れば、
確実に次のステージなので、そこに入るように有力選手は、
走ってくる事になるでしょう。

逆に言うと、そこに入ることがレース前半辺りで確実になれば、
後半はゆっくりリラックスして、余力を残しながらの走りも、
見られるかと思います。

では、早速、レーン順をご紹介。


■第1組
1 Kemar Bailey-Cole (JAM)
2 Innocent Bolongo (BUR)
3 Calvin Kang Liloong(SIN)
4 Gabrie Mvumbure (ZIM)
5 Suwaibou Sanneh (GAM)
6 Martin Keller (GER)
7 Adam Harris (GUY)
8 Christopher Lemaitre (FRA)

第1組目から、
ジャマイカとフランスの注目選手が早速登場!

1レーンのケマー・ベイリー・コール選手(ジャマイカ)と、
8レーンのクリストファー・ルメートル選手(フランス)。


そして、もう1人、ジンバブエから現れた、
超新星、ガブリエル ムブムブレ選手が、
4レーン、ど真ん中からレースを盛り上げます。


9秒台のベストタイムを持つこの3人が、
全体を引っ張る形でレースが展開するでしょう。


■第2組
1 Alex Quinonez (ECU)
2 Nesta Carter (JAM)
3 Churanday Martina (NED)
4 Yoshihide Kiryu (JPN)
5 Andrew Hinds (BAR)
6 Adam Zavancky (SVK)
7 Ifrish Alberg (SUR)
8 Gavin Smellie (CAN)

第2組目には日本期待の桐生選手が登場。
同時に今回、ウサイン・ボルト選手に続いて、
出場選手中2番目のタイムを持つ、ネスタ・カーター選手(ジャマイカ)が2レーンに。

カーター選手を右側に見ながら、
桐生選手がどのような走りを見せるのか。

ベストタイムを見る限りでは、
順当に次のステージには行ける組み合わせです。


■第3組
1 Sam Effah (CAN)
2 Dwain Chambers (GBR)
3 Keston Blendman (TRI)
4 Akani Simbine (RSA)
5 Shavez Hart (BAH)
6 Antoine Adams (SKN)
7 Idrissa Adam (CMR)
8 Justin Gatlin (USA)

アメリカチームから最初に登場するのは、
8レーンのジャスティン・ガトリン選手(アメリカ)。

アメリカのエース、タイソン・ゲイ選手が出場を辞退したことにより、
今大会では、彼がアメリカのエース。

元金メダリストが再び世界一になるべく、
予選でどのような走りを見せてくれるのか。

また、6レーンのアダムス選手は、
桐生選手と同じ10秒01を今季マーク、
2レーン、イギリスのベテラン、
ドウェイン・チェンバース選手は今季10秒04、
3レーンのブレンドマン選手は10秒09を出しているので、この辺りの選手が、
上位3選手のポジションになだれこんでくるでしょう。


■第4組
1 James Dasaolu (GBR)
2 Peimeng Zhang (CHN)
3 Julian Reus (GBR)
4 Richard Thompson (TRI)
5 Denis Dimitrov (BUL)
6 Barakat Mubarak Al-Harthi (OMA)
7 Shernyl Burns (MNT)
8 Hason Rogers (SKN)

この組には、イギリスの新たなレジェンドになれるのか、
期待のジェームス・ダサオル選手が登場です。

今季、9秒台を連発しているだけに、
このレースでは余裕のレース運びを見せてくれるでしょう。


今年はまだ調子が出ていないように見えるが、
4レーンのトンプソン選手は、
北京オリンピックの銀メダリストで、
自己ベストは9秒85を持つ選手。
眠れる獅子が目を覚ましたら、
予選からダサオル選手も余裕を見せている場合ではないかも。


2レーンのジャン選手も、
10秒04というタイムを出しているので、
上位に食い込んでくるでしょう。


■第5組
1 Reza Ghasemi (IRI)
2 Aaron Brown (CAN)
3 Charles Silmon (USA)
4 Samuel Francis (QAT)

5 Angel David Rodriguez (ESP)
6 Jimmy Vicaut (FRA)
7 Holder Da Silva (GBS)
8 Aleksandr Brednev (RUS)

予選注目と言える、この第5組。

アメリカの超新星、チャールズ・シルモン選手が第3レーン。
そして、フランスの超新星、ジミー・ヴィコ選手が第6レーン。

なんと、予選から、超新星同士が激突します。

しかもあまり知られていませんが、
第4レーンを走るのは、アジア記録保持者、9秒99を持つ、
サミュエル・フランシス選手(クエート)。

アジアエリアにて、唯一9秒台で走る選手なんです。

この3人の激突は予選から見物です。


■第6組
1 Hassan Taftian (IRI)
2 Bingtian Su (CHN)
3 Nickel Ashmeade (JAM)
4 Harry Aikines-Aryeetey (GBR)
5 Mike Rodgers (USA)
6 Daniel Bailey (ANT)
7 Ratu Banuve Tabakaucoro (FIJ)
8 Ogho-Oghene Egwero (NGR)

第6組には予選から、
ジャマイカ vs アメリカの戦いが。

ジャマイカの3番手、ニッケル・アシュミード選手が3レーン、
そして、5レーンには、アメリカのマイク・ロジャーズ選手。

2人ともに次のステージに進むことは間違いないですが、
どちらが先着するのかは、見物です。


■第7組
1 Rondel Sorrillo (TRI)
2 Usain Bolt (JAM)
3 Kemar Hyman (CAY)
4 Ramon Gittens (BAR)
5 Hua Wilfried Koffi (CIV)
6 Sapwaturrahman Sapwaturrahman (INA)
7 Ryota Yamagata (JPN)
8 Anaso Jobodwana (RSA)

予選最終組の第7組、オオトリで登場は、
レジェンド、世界最速の男、ウサイン・ボルト選手。

そして、この組に、
決勝進出を目指す、日本代表、山縣亮太選手が登場します。

山縣選手にとったら、
予選から世界王者と走れる絶好の機会。

決勝進出に向けて、
彼との走りで調子を掴めるのか。

しっかりとボルト選手に着いていく走りで、
次のステージを決めたいところ。


しかし、3レーンを走るハイマン選手と、
4レーンのギテンズ選手は、
桐生選手より0秒01遅い10秒02をそれぞれ今季マークしています。



この3名が順当にトップ3となるか?


どの組にも注目の選手が登場する男子100mの予選。

ジャマイカ、アメリカ、イギリス、フランスの選手たちが、
全体をリードしながら、日本選手もしっかりと、
次のステップに進みたいところ。

トリンダードトバコ、カナダ勢も、
虎視眈々と上位を狙って競り合ってくるあたり、
注目したいところです。

予選から波乱は起こるのか???
posted by sekaisaisoku at 20:21| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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