2013年08月06日

【世界陸上2013】リンフォード・クリスティ選手以来の逸材が、イギリスから打倒ボルトを掲げ、ロシアの地へ乗り込む

イギリスの陸上界、男子100mにおいて、
「レジェンド」と称される選手がいます。

その人は、リンフォード・クリスティ(Linford Christie)選手。

1992年に行われたバルセロナオリンピックの男子100mにおいて、
前回大会でアメリカのスーパースター、カール・ルイス選手に次ぐ2位でゴールした、
その雪辱を果たす見事な走りで「金メダル」を獲得。



翌年行われた世界陸上1993シュツットガルト大会においても、
「金メダル」を獲得して、イギリスに100m最速の称号を持ち帰った英雄なのです。

彼の引退後、イギリス国内からは彼に迫るような存在の登場が待ち望まれてきました。

そして、今年、その存在が登場しようとしています。

彼の名は、ジェームス・ダサオル(James Dasaolu)選手。



今年のイギリス選手権、100mの準決勝にて、
イギリス史上リンフォード・クリスティ選手に次ぐ、歴代2位の9秒91の記録をたたき出したのです。

まだまだ、発展途上と言える、ダサオル選手。

「もっと速い選手と走ったら、もっと速く走れるよ」

とは、ダサオル選手のコメント。

参考記事:the guardian/James Dasaolu runs second fastest 100m in history by British athlete

18歳から本格的に陸上競技に取り組み始めた、
25歳の新星は果たして、どこまでロシアの地で記録を伸ばすのか。

ボルト選手を脅かすまでになれるのか?

彼の果てしない伸びに期待しましょう。
posted by sekaisaisoku at 02:39| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月05日

【世界陸上2013】男子世界最速の座をアメリカに戻せるのか、男子100mアメリカ代表の3選手

男子100m、最速の座を独占し、
一時代を築いたスプリンター大国、アメリカ(USA)。

ところが、ここ最近は現世界最速の男、ボルト選手(ジャマイカ)を筆頭とする、
ジャマイカ勢にその称号を奪われ続けています。

今回の世界陸上2013モスクワではなんと、
開催前にボルト選手以外の有力選手が、
戦線離脱を告げるという波乱が起きています。

そんな中で、今回、スプリンター大国復権を任された、
アメリカ代表3選手に注目。



1人目は、ジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin)選手。



アテネオリンピック2004の、
男子100m金メダリストとして、
世界ナンバー1の称号をアメリカに持ち帰り、
翌年に行われた、世界陸上2005ヘルシンキでも金メダルを獲得。

このまま、彼が世界王者に君臨するのか、
世界はそう思いました。

ところがなんと、2006年に行われたドーピング検査にて、
彼に「陽性」の反応が出たことにより、彼は最長8年間に渡り陸上界から離れることに。
※その後、最終的には4年間の離脱に変更されています。

引退も考えられる状況にありながら、
彼は諦めることなく、2010年に一線に復帰、
そして、2012年にはアメリカ代表としてロンドンオリンピック2012に出場。

そこで、約7年ぶりとなる、メダリスト(銅メダル)の座に返り咲き。
同時にこの時、彼の自己ベスト記録となる、9秒79まで記録を伸ばしています。

ただ、彼はその結果に満足することなく、
今回は「世界最速の座」をひたすら狙いに来ています。

今季のベストタイムは、世界で今季5番目となる、
9秒89というタイム。
※ウサイン・ボルト選手は今季世界2番目となる9秒85を記録。
その差は、0秒04。

上位の選手が度々「欠場」という状況(記事:【世界陸上2013】大波乱、男子100m、世界王者を脅かす存在が次々と「欠場」決定)、メダルは射程圏内とは言えど、金メダルの頂は、
今までのベストパフォーマンスを越えていったところにありそうです。


2人目は、チャールズ・シルモン(Charles Silmon)選手。

彼はアメリカの「新たなエース候補」と言っても、
過言ではないでしょう。

今季、2013年のNCAAチャンピオンシップ(全米学生陸上競技選手権)において、
全米の大学生ナンバー1の称号を手に入れたばかりか、
その記録は、NCAA史上、最も速い記録でゴールテープを切る、
9秒89(追い風参考記録=非公認)を叩き出しています。



今季正式タイムは、世界で12番目となる、
9秒98ながら、伸びしろは他の2名よりも、
かなり大きなものを秘めていると言えます。


3人目は、マイケル・ロジャーズ(Mike Rodgers)選手。

2009年の世界陸上ベルリン大会にて、
アメリカ代表(全米1位)として出場したが、
惜しくも5位とメダルには届かなかった。

しかし、翌年の2010年のインドア世界陸上選手権では、
60mにて銀メダルに輝き、2011年には100mの自己ベストを、
9秒85までに更新してきています。

今季、2013年は、5月に行われた中国の大会にて、
9秒96のシーズンベストを記録しています。
※今季世界で8番目のタイム。

また、全米選手権では、
4位でゴールラインを過ぎるも、
1着でゴールしたタイソン・ゲイ選手が、
ドーピング疑惑で出場辞退したことで、出場のチャンスを掴んでいます。


アメリカの代表3名ともに、
今季は既に9秒台で100mを走っており、
それぞれにメダルの可能性は十分にあるでしょう。

しかし、あくまで、それは通過点。

世界ナンバー1の座に君臨する、
ウサイン・ボルト選手よりも早くゴールに到達するのか。

ボルト選手が何かの形でレースに出ない(出られない)、
もしくは、絶不調の状態で試合を迎えれば、
話は変わってくるが、ほぼ好調の状態で来れば、
1位の座を奪い返すのは今季のタイムを見る限り、容易ではない道のり。

この状況の中、アメリカの3名、
ガトリン選手、シルモン選手、ロジャーズ選手が、
モスクワの地で番狂わせを起こせるのか。

まずは、それぞれが決勝まで進み、
ボルト選手と肩を並べてスタートラインに立つ事を楽しみにしたいところ。

そうなって、初めて、
決勝で波乱が起きるチャンスが生まれます。
posted by sekaisaisoku at 17:37| Comment(0) | 世界陸上2013モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月04日

ウサイン・ボルト選手、着々と世界陸上に向けて調子「上昇」中

世界陸上2013モスクワ大会でも、
短距離100m、もちろん優勝候補は、
ジャマイカのウサイン・ボルト選手。

陸上競技のシーズンリーグ戦である、
ダイアモンドリーグ「Sainsbury's Anniversary Games」(大会)においても、
彼にとって今シーズン最も速い、9秒85の記録で「優勝」を決めています。




そもそも、スタートは課題と言われているボルト選手。

本人もスタートの出来が、
記録や結果にも影響を及ばすことは、
前々から語っています。

今回も決して、ドンピシャのスタートとは言えないものの、
後半はしっかりと追い上げて、1位でゴールラインを通過、
レースをまとめてあげています。

記録も9秒9台を切る、
9秒85。
※彼の自己ベストは、現世界記録でもある「9秒58」。
数字がひっくり返っただけに見えるが、
その2つの数字には大きな差があります。

世界陸上目前で、自分の調子を計るのには、
十分なレースとタイムだったのではないでしょうか。

やはり、スタートの出来。

予選、準決勝までは、フライングにて、
失格のないようにしっかりと決めてくること。

そして、決勝では、勝ちもさることながら、
しっかりと記録を狙えるスタートを切れるのか。

仕上がりが楽しみです。
posted by sekaisaisoku at 13:34| Comment(0) | 選手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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